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脳梗塞の検査について

脳梗塞の検査 

主な検査について
脳卒中の救急診療では問診・神経学的所見・画像検査が主に行われます。
問診および神経学的所見:発症時刻やそのときの症状(頭痛、脱力、意識障害など)、既往歴(合併症:高血圧や不整脈、糖尿病など)や初診時の症状で、診断がついたり治療方針を決定したりすることもあるため非常に重要です。
画像検査
頭部MRI:磁力を利用して脳の断層撮影を行う検査です。脳梗塞の診断では最も有用とされている検査で特に急性期の脳梗塞の治療では非常に有用です。長所はX線被曝の危険性がない・発症後数時間以内の脳梗塞でも診断が可能・造影剤を使用しなくてもある程度の血管病変の検査が可能など多くあります。一方欠点は体内にペースメーカーや金属が埋め込まれていたり、入れ墨があったりすると検査ができないことがある(金属は種類によります、近年の手術に使用されるものはほとんどがMRIに対応していますが事前に確認が必要です)、検査に時間がかかることや磁性体は検査室に持ち込めないなどの制約があるため重症患者や緊急の場合には施行できないことがあるなどが挙げられます。
頭部CT:MRIについで多く行われる検査です。状態の悪い患者でもほとんどの場合、検査可能ですが発症当日の脳梗塞病変は描出されないことが多いです。造影剤を使用することにより比較的太い血管の閉塞や狭窄を調べることも可能です。
脳血管撮影:脳梗塞の診断のために行われることは少なく診断がついた後の治療方針の決定に使われることが多い検査です。
超音波:エコーともいわれます。脳梗塞の急性期診断に使われることは少なく頚動脈の狭窄などをスクリーニングすることに用いられることが多い検査です。

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